2026.05.22(金)
マックスマーラのコートが蘇る。骨格を復元するテーラー基準のクリーニング
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冬物コートをドライクリーニングだけでしまっていませんか?実は汗汚れは落ちていません。清瀬市のイーグルが、マックスマーラのコートの水洗いビフォーアフターを交え、ジェニュインプレス協会の技術を用いた「洋服の骨格」を復元する本物のお手入れについてお伝えします。
冬物のアウターや、大切に着続けたスーツ。
すでにクローゼットへ片付けた方も多いかもしれません。
そのお洋服、しまう前にどのようなお手入れをされましたか。
もし「ドライクリーニングに出したから安心」と思っているなら、注意が必要です。
一般的なドライクリーニングでは、着用中に染み込んだ「汗」の汚れはほとんど落ちていません。
油汚れを落とすのが得意な反面、水溶性の汗は繊維の奥に残ったままになります。
そのまま梅雨の湿気にさらされると、見えない汗が酸化して黄ばみになり、カビやにおいの原因になってしまいます。
この事態を防ぐためには、水を使って汗を根こそぎ落とす「水洗い」が必要です。
しかし、カシミヤや高級ウールで作られたデリケートなコートを水洗いすると、どうなるでしょうか。

こちらの写真をご覧ください。
左側は、お客様からお預かりしたマックスマーラのコートを「水洗いした後、仕上げる前」の状態です。
蓄積した汗はすっきりと落ちていますが、生地は縮み、本来のシルエットが崩れ、平面的でくたびれた印象になっています。
これが、高級衣類を水洗いする際の最大のリスクです。
しかし、右側の「仕上げ後」をご覧ください。
ペタンコになっていた襟元には、ふっくらとした美しい「ラペルのロール」が蘇っています。
肩から袖にかけての自然で立体的なカーブも戻り、新品のようなしなやかなシルエットが完全に復元されています。
左の悲惨な状態から、右の美しい状態へと引き上げるもの。
それが、当店がジェニュインプレス協会や松田塾で習得した「テーラー基準のプレス技術」です。
洋服には、一着一着異なる仕立ての良さと、見えない「骨格(内部構造)」があります。
当店では、その骨格を崩さないよう、洗う前に細かく寸法を測り、要所にしつけ糸を打ちます。
そして仕上げの際は、生地を平面的に押し潰すのではなく、各パーツの曲線に合わせて「立体的」にアイロンを当てていきます。
汚れを落とすだけでなく、洋服の骨格から整え直すこと。
これこそが、洋服を一生モノにするための本物のケアです。
当店では、大切なお洋服を確実にお守りするため、状態に合わせて3つのコースをご用意しております。
- スタンダードコース: 特殊な洗剤を配合し、通常のドライでは落ちにくい汗もできる限り落とします。
- 本格水洗いコース: 水洗いできないデリケートな衣類をプロの技術で水洗いし、蓄積した汗を根こそぎ洗い流します。
- オーダーコース: 寸法測定としつけ糸を施し、ジェニュインプレスの技術で骨格を復元する最高峰のメンテナンスです。

マックスマーラのような一生モノのお洋服には、この「オーダーコース」によるケアが必要不可欠です。
本格的な梅雨が来る前に、大切な洋服をぜひ一度当店へお持ちください。
当店は清瀬市にございますが、近隣の地域からも多くご来店いただいております。
・東久留米市 ・西東京市 ・新座市 ・所沢市 ・秋津市 ・志木市 ・朝霞市
洋服の正確な構造と状態を把握するため、当店は郵送での受付を行っておりません。
お手数をおかけしますが、店頭での対面診断にこだわっております。
プロの目線で状態を拝見し、あなたの一着に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。








